令和2年度(2020年)の「中堅次期リーダー研修」を振り返る
2021年5月14日
昨年(令和2年)9月、前年度実施分のフォローアップの実施以来、月1回のペースで開講してきた「中堅次期リーダー研修」も、本年(令和3年)3月に予定の全6講が完了の運びとなりました。
この研修は、職場のリーダーさらには会社を代表する顔として、ビジネスにおける“視座、視野、視点“を高め、拡げていくために、ビジネスの仕組みやビジネスで使えるフレームを自ら学ぶことを目的としています。
具体的には、「魅力的な人財」、「リーダーシップを発揮」「経営層としての視点」、「変化に対応」に必要な思考や技術、マネジメント手法などを学びました。
日程 | 講座のテーマ | 受講者数(人) | |
第1回 | 令和2年10月8日 | ビジネス基礎、研修概要理解 | 14 |
第2回 | 11月12日 | 発想力と思考力 | 11 |
第3回 | 12月17日 | タイムマネジメント | 14 |
第4回 | 令和3年1月14日 | 課題解決手法 | 9 |
第5回 | 2月12日 | 自社の未来を描く | 10 |
第6回 | 3月11日 | 研修のまとめ | 8 |
日程 | 講座のテーマ | 受講者数(人) | |
第1回 | 令和2年10月8日 | ビジネス基礎、研修概要理解 | 14 |
第2回 | 11月12日 | 発想力と思考力 | 11 |
第3回 | 12月17日 | タイムマネジメント | 14 |
第4回 | 令和3年1月14日 | 課題解決手法 | 9 |
第5回 | 2月12日 | 自社の未来を描く | 10 |
第6回 | 3月11日 | 研修のまとめ | 8 |
■社会的背景
担当の(株)トライプランニング・伊藤講師は、「人生100年時代を迎え、働き方改革も進み、これまでの「Work for Life」では考えられない、「Work as Life」の生き方に変わりつつある」と、企業人教育を巡る環境の変化を指摘します。
「この環境では、キャリア・オーナーシップや成果を出すマインド、そのための社会人基礎力は必要不可欠です。その上で、絶えず学び直しを通じたアップデートや新たなスキルの獲得が問われます」。
そこで本講では、まず受講者自身が「中堅次期リーダー自社を語れる顔である」意識づくりに取り組みました。意識が変われば行動も変わります。その上でスキル習得を図り、学んだフレームワークを実践に活かせるように、継続して学びを続けてきました。
■受講者の声
HRCは、受講を希望される組合企業の皆様に、オープンな環境で研修を中心とする教育機会を提供しています。同業あるいは異業種の方々が受講を通じて場と時間を共有することになります。本講ですと、複数社から同世代・同じ立場(中堅・次期リーダー)の受講者が集まり、共に気づきを高めていきました。受講後アンケートから、気づきについて、寄せられた声を紹介しますと・・・
- ・自分と異なる視点での考え方があり、普段通りだと気付けないことが多々あったので勉強になった。また、繋がりを持てるので出会いの場としてもありがたかった
- ・他社とかかわる機会が多くないので、近くでこんな仕事をしているのか~、から始まり、意見の交換ができ、新しい気付きがあった
- ・社内Mtgでも意見が異なるのは感じていたが、異業種の方の話を聴き、改めて違った考えがあると強く感じた
- ・営業の方の考えに触れる機会がなく、個人として新鮮に感じるときがあった。今後ジョブローテーションなどで経験し、視野を拡げる必要があると感じた
- ・営業の考えが聴けてよかった。自社でも工場と営業で考えが違い、結果作業者の負担になっているので、落としどころを決め、新しいことに取り組みたい
このように、学びを通じて、受講者は確かな手応えを感じられたようです。
令和3年度(2021)の「中堅次期リーダー研修」は9月開講を予定しています。現在、受講者を募集しております。事務局までお問い合わせください。